「思い出の車両が」「これは許せん」展示車両に落書き傷...悲しみの声 京都鉄道博物館も「とても残念」

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「過去に何度か落書きがあり、とても残念に思っている」

   誹謗中傷などの書き込みの可能性があるため、下京区にも6月18日中に緊急で報告した。それとともに、同館でも、落書き部分を黒いビニールで覆って遮蔽したという。

   傷については、剥がれた塗装を滑らかにするためのコンパウンド(研磨剤)を使って、18日のうちに応急処理を行った。この後、塗装を何層か行う処理をするかについては、決まっていないという。

   「こうした落書きは、初めてのことではありません。過去に何度かあり、とても残念に思っています。しかし、博物館では、体験を重要視しており、車輪などを間近に見てもらえるようにしています。柵を設けることは簡単ですが、合わないと考えて設けておりません」

   19日の正午現在で、落書きした人からの申し出はないという。今後については、「防犯カメラが設置されていますので、それも確認していますが、警察とも話し合って、総合的な判断から、被害届を出さない予定です」と述べた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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