「逆方向にもパワーがある打球を打つことができる」
「今年の大谷選手のバッティングは肘と手首をよりうまく使ってコンタクトのポイントが体の真ん中にきていて、逆方向にもパワーがある打球を打つことができる。今の打ち方だと打球のスピンもより良いものになっている。しっかりボールを引き付けることができているので、無理に引っ張る必要もなくセンターまたは逆方向へ無理なく打つことができるので高打率を残せているのだろう」
打者として高い数字を残している大谷の懸念材料となるのが「三振数」だとし、打率を上げるには四球の数をより多くする必要があると主張した。
ラミレス氏は「3割以上打つチャンスはある」とし、「できれば90から100四球。三振数は120から130であれば悪くない。レギュラーシーズン160試合で130三振は全く悪くない。今のバッティングなら左中間と右中間への打球が増え、二塁打も増えるだろう。そうなると得点も増えるので100得点以上できる」と持論を展開した。
投手としては「10勝以上は間違いなく達成できるだろう」と明言し、「大谷選手は今年もまたMVPを獲得するチャンスが高いだろう」と期待を寄せた。