累計3000セット販売
日本光電によれば、23年6月までに約3000セット販売した。「毎年一定数販売されており、急激に伸びたという印象は特にありませんが、昨年は過去最高の販売数がありました」という。
デパートなどの商業施設を中心に導入が進んでおり、学校などでも導入されている。同社は「今後、更に救命テントの普及を推進することで、メーカーとしてAEDを販売するだけでなく、傷病者のプライバシーを守る、また救助者が自信を持って救助を行える環境をつくるという課題に対しても真摯に対応していきたい」と述べている。
今後の販売予測については、AED使用時の傷病者に対するプライバシーの配慮について意識され始めていると感じるとしつつも、「急激に伸びるというよりも、現状のように一定数販売されるのではないか」としている。