ポケモンカード求め「こんな時だけアホ面下げて来るやんケ!」 販売店の貼り紙が話題、店主「トラブルで辟易」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「カードを理解せず何でもいいからと並ぶ一部の人たちに辟易」

   店頭の貼り紙について、同店の店主は6月16日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。

「あれは、うちのオーナーが作って貼ったものです。近くにカードショップがいくつかあり、お客様が店の前に並んで他店に迷惑をかけることがありました。また、発売前日から『販売して』と困った人がいるほか、一部には転売屋もいるからです。売れ切れたと説明しても理解せず、完売したのに並び続ける人もいます。貼り紙の文面が分からない外国人がいると、貼り紙を見ないで並んでしまいますね。カードを理解せずに何でもいいからほしいと並ぶので、トラブルが起きて辟易しています」

   別のポケモンカード新商品が4月14日に発売されたときなどは、多いと20人前後が店の前で列を作った。抽選販売を行う店も多いが、覇王feat.yでは、商品がいくつ入荷できるか分からないため、抽選はできないという。

   この貼り紙の効果とツイッターでの写真拡散のため、6月16日は、開店前の正午過ぎ時点で並んでいる人はいなかった。「過激な内容だったため、反感を買うかなとも思っていましたが、インターネット上などでは、意外に好意的な反応でしたね」

   店でのポケモンカード新商品販売の予定はないといい、プレゼント企画などで入手できるようにしたいとしている。「在庫に余裕があれば販売しますが、発売翌日にずらしても混乱するだけだからです」と説明した。

   ポケモンカードをめぐる過熱については、次のように話した。

「メーカーも対策に頑張っていますし、ショップもユーザーのために努力しています。カードの価値をお金で見ている転売屋が悪いですね。カードゲームは、そもそも遊ぶためのものですから、ユーザーには楽しく遊んでほしいと思っています」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

1 2
姉妹サイト