アイドリッシュセブンの「公式商品と誤認生じさせる」非ライセンス品販売 梅田スカイビル運営が謝罪、販売中止に

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   「梅田スカイビル」(大阪市北区)の空中庭園展望台39F・40Fギャラリーショップで、人気シリーズ「アイドリッシュセブン」(アイナナ)の公式商品と誤認を生じさせる非ライセンス商品を販売していたとして、運営会社が公式サイトで2023年6月13日に謝罪した。販売は中止しており、商品回収と返金対応をするとしている。

  • 空中庭園展望台はアイドリッシュセブンのイベントを開催している(リリースより)
    空中庭園展望台はアイドリッシュセブンのイベントを開催している(リリースより)
  • 空中庭園展望台のギャラリーショップ(梅田スカイビル公式サイトより)
    空中庭園展望台のギャラリーショップ(梅田スカイビル公式サイトより)
  • 空中庭園展望台はアイドリッシュセブンのイベントを開催している(リリースより)
  • 空中庭園展望台のギャラリーショップ(梅田スカイビル公式サイトより)

「正式なライセンス許諾を受けていないにも関わらず」

   アイナナはスマホゲームを原作とするメディアミックスプロジェクトで、アニメ化がされているほか、5月20日から劇場版ライブの上映も始まった。

   今回の発表によると、問題となったのは税込み1870円の商品「ハーバリウムジュエル」。

   梅田スカイビル運営会社の積水ハウス梅田オペレーション(大阪市北区)は、「『アイドリッシュセブン』の正式なライセンス許諾を受けていないにも関わらず、公式商品と誤認を生じさせる商品を販売しておりました」と報告している。

   「ライセンス許諾を受けていない商品を販売していたこと、深くお詫び申し上げます」とし、下記のように伝えた。

「作品を愛し、大切にされているファンの皆さま、取引関係者の皆さまに多大なるご迷惑・ご不安をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けて、さらなるコンプライアンスの徹底を図り、取り扱い商品の管理・徹底に万全をつくす所存でございます」

   販売数量は36個。期間は27~29日17時40分までで、既に販売中止したという。購入者には商品回収・返金対応を行うとして、サイト上の問い合わせフォームを案内している。

   梅田スカイビルの空中庭園展望台は、劇場版ライブを記念して5月27日~6月30日にタイアップキャンペーンが開催されている状況でもある。

運営会社の回答は

   ハーバリウムとは透明な容器に植物や装飾などが封入されたもので、インテリアとして活用される。

   ツイッターに寄せられているファンらの投稿を参照すると、店では、作品に登場するアイドルグループ「iDOLiSH7」のメンバーカラーを用いた装飾かつ、各キャラに割り当てられた音楽記号がデザインされたボトルが販売されていたとみられる。

   J-CASTニュースが積水ハウス梅田オペレーション・総務部マーケティング室に、問題になった商品の確認や発表に至るまでの詳しい経緯を尋ねたところ、15日に「お答えできる内容としては6/13発信の公式ホームページのお知らせの内容がすべてとなります」と答えた。

   「いただきました質問に関しても守秘義務や個人のプライバシーの問題でお伝えできかねる状況でございます」と説明している。

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