「不倫は発覚前と後の『落差』がその後を分けます」
高堀氏は今回の騒動について、「アンジャッシュ」の渡部建さん(50)の時との類似性を指摘する。
「2020年に不倫が発覚した渡部建さんのケースとちょっと似ています。渡部さんはその3年前に佐々木希さんとの結婚。良き家庭人をアピールしていました。これでは世間から許されません。破天荒な芸人を売り物にしていたなら、結果が少しは違ったはずです。
不倫は発覚前と後の『落差』がその後を分けます。たとえば時代は昭和でしたが、勝新太郎さんはいつも破天荒なので、不倫なんてニュースにもならないくらいでした。落差がなかったからです」
最後に、高堀氏は広末さんと斉藤さんの、不倫報道が出た際の対応における決定的な違いに言及した。
「斉藤由貴さんは自分の家族のことなんて、滅多に口にしません。また、不倫発覚時の受け答えも独特で、うまくかわしています。たとえば1991年、斉籐さんの独身時代に、既婚者の尾崎豊さんとの不倫が発覚し、会見を余儀なくされました。それは当時、新宿区河田町にあったフジテレビ玄関前で行われました。私も出席しました。
強く印象に残っている言葉は、尾崎さんとの関係を『同志』と答えたことです。『友だち』でも『大切な人』でもないのです。取材陣の勢いは削がれました。斉籐さんにその意思がなくても煙に巻かれました」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)