岸田首相、少子化対策で「テレワーク推進」表明 子が3歳未満なら「努力義務」検討

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84.9%が「コロナ禍収束後もテレワークを行いたい」

   テレワークはコロナ禍で増加したものの、3年が経過してオフィス回帰が進みつつある。今回の「こども未来戦略方針」で、テレワーク率が再び上向く可能性もありそうだ。

   日本生産性本部が23年1月、企業や団体に雇用されている1100人を対象に行った「第12回『働く人の意識調査』」によると、テレワーク実施率は16.8%で、前回22年10月調査の17.2%を下回った。調査は20年5月以降、四半期ごとに行われており、最も低かった22年7月調査の16.2%をわずかに上回る水準だった。

   一方、コロナ禍収束後もテレワークを行いたいかについて、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」の合計は、前回10月調査の76.7%から84.9%に増加している。

   今回の動きは、こういった従業員側の希望を後押しすることになりそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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