「学校では古文漢文より金融経済を学ぶべき」 維新議員が主張、SNSで賛否噴出も...本人「考えに変わりない」

「暗記という行為にほぼ意味はなくなった」

   9日から10日にかけては、スマホが台頭する現代において、教育に必要なものは暗記ではないともツイートしている。

「スマホという百科事典以上のものを皆が常に持っており、暗記という行為にほぼ意味はなくなった今こそ、教育を大きく変えるべき時だ。子供たちの勉強時間は限られている。これからの時代、何を学ぶべきで、何が優先度が低いのか。改めて国民的議論をすべきだ」。

   これらの投稿に、「百科事典を舐めるなよ。たとえば平凡社の『世界大百科』は総項目が約90000、そのすべてをその分野の専門家が執筆していて執筆者は総勢7000人にも及ぶ。スマホで検索してもウソかマコトかもわからぬ駄情報の海に漂うだけだ」との返信が寄せられると、藤巻氏は次のように返信した。

「あんな重たいもの持ち歩けるか!私の家の百科事典は、ドアストッパーとしてその重要な役割を担っている。どんなに強い風が吹いても扉が閉まることは決して、ない」

   投稿で名前の挙がった平凡社は13日、藤巻氏のツイートを引用し以下のように投稿した。

「数日来、百科事典についてのさまざまなご意見を頂戴しています。現代の住宅環境にいささかそぐわない出版物ではありますが、その価値を再認識していただくよすがとなりましたら幸いです」
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