櫻井翔出演news zeroは「他局と遜色ない報道姿勢にしなければ」 ジャニーズ問題「24時間テレビとの関係」識者指摘

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「VTRが終わった後などに櫻井さんが論評する」→「これを有働さんが受けて締める」

   これまで番組では、「有働アナが言及」「櫻井さんが言及」「櫻井さんと有働アナがそれぞれ言及」という形でコメントしてきたが、影山氏は今後について以下のように予想する。

「ケースバイケースにはなるでしょうが、12日の放送における2人のコメントは非常にコンパクトにまとまっていたと思いますので、今後も『VTRが終わった後などに櫻井さんが論評する』→『これを有働さんが受けて締める』というフォーマットがメインになるのではないでしょうか。

これよりもテレビ的な『掛け合い』や『櫻井さんが論評して有働さんがツッコむ』といったものになってしまうと、これらのやり取りの中で問題の焦点がボケてしまう可能性や、ニュース報道とは色彩が変わってワイドショーのようになってしまう可能性もあるので、そこまで行くことはないと思います」

   加え、影山氏は今後、「news zero」のジャニーズ問題についての報道姿勢がどうなっていくかについても予想した。

「6月5日の放送で櫻井さんは問題について初めて言及し、『騒動の拡大を心配していること』と『問題解決を願っていること』を訴えていましたが、番組が初めて問題を扱った5月15日から、櫻井さんが初めて言及するまでの間に、『どのような気持ちでいたか』について、まだ本人は語っていません。つまり、視聴者としては『櫻井さんは本当は言及したがっていたのに、ジャニーズ事務所が止めていたのではないか』と勘ぐる余地が残ってしまっているわけです。

ただ、12日の放送では有働さんが『しっかりお伝えしたいと思います』と表明していますから、今後は勘ぐりが入り込む余地がない報道姿勢になっていくのではないでしょうか。気付けば、ジャニーズ所属の『なにわ男子』がメインパーソナリティーを務める今年の『24時間テレビ』まで3カ月を切っていますから、他局のニュース番組と遜色のない報道姿勢にしなければいけませんし、実際、するでしょう」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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