女性ソロキャンパーへの執拗な声かけ「どう考えても恐怖」 日本単独野営協会が声明「人として基本的な気遣いを」

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「そこまで必死に噛み付いてまで女性に話しかけに行きたいものでしょうか」

   「女性がソロをやるなんて被害に遭いにいくようなものだ」などと主張する男性もいるとして、「もし本気でそう思うのであれば、それは女性がソロキャンプをやめるのではなく、そう思う男性が二度とキャンプフィールドに近づかなければいい」と主張する。他人の趣味に軽々しくやめるよう呼びかける人が見本を示してほしいという。

   そのうえで「大体、そこまで必死に噛み付いてまで女性に話しかけに行きたいものでしょうか」と疑問を呈する。どうしても女性と話したいものの「誰も相手にしてくれない」などの事情を抱える人は、「一生懸命真面目に働いて、お金をつくって、キャバクラやガールズバーなど、プロの居るお店に行くと良い」などと主張し、次のような持論を展開する。

「男性は女性にとって、ゴキブリとハイエナを足して二で割ったようなものに見えていると思っておくくらいが丁度いいんです。
『キモいし、得体が知れないし、変に行動力あるし、餓えてるし、力が強いし、距離取りたくても向こうから来るし。』
女性がソロキャンプをしている時にそんなのが『挨拶に来た』『親切にしに来た』と言って近づいてきたらどうしますか?
どう考えても恐怖でしかないですよね」

   協会は、こうした考えを巡らせることが「物事を一方的に自分の都合の良いように考えるのではなく、相手の立場を踏まえて普通の事を普通に考えるという事」だとして、声明を次のように締めくくった。

「大切なのは被害を受ける側に対策を求めるのではなく、加害者側になりうる考えを持った人が、自分を見つめ直し、人としての基本的な気遣いをしようという気持ちを持つことです。
『なぜソロキャンプをしているのか』それを考えれば誰でも話しかけに行ってはいけないことくらい分かるはずです」

   協会の見解は10日に公式サイトで掲載後、11日に同様の内容をツイッターにも掲載した。この投稿は13日までに、約2万2000件のリツイート、約4万2000件の「いいね」が寄せられるなどの大きな反響があり、「いろんな場面で通じることが全て書いてある」「ソロキャンをする身としてはこの見解に激しく同意!」などの共感の声が寄せられている。

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