「むしろスマホに入れてもらいたい」
紙の保険証を維持すべきだという主張には、「むしろスマホに入れてもらいたいな、というぐらい」。個人情報と切り離した上でビッグデータを収集・解析することで予防的医療を推進すれば
「医療費の削減にもかなりつながる。結果として国民のウェルビーイングの向上につながっていく」
と主張。こういったデータの活用のために「政府から丁寧な説明が必要」だとした。
その上で、マイナンバーカードと保険証の一体化は必要だとする立場を強調した。
「(紙とマイナ保険証の)両方使えるような期間をもう少し延ばすとか、ソフトランディングの期間を長めにとるというような対応はできるかもしれないが、最終的には、マイナンバーカード、あるいは免許証も、そういったところに一元化していくことは、私は必ずしも間違ってないと思うので、円滑にどうやっていけるかは、それはまさにデジタル庁なり、政府の腕の見せどころでは」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)