加藤未唯騒動、全仏ディレクターがついに口を開くも「正当性」譲らず 「判定が下った後にビデオを見るのは簡単」

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「対戦相手の失格を主張するなんて恥ずべきこと」

   加藤の失格をめぐり、元プロ選手やテニス解説者から主審に対して批判的な意見が続出し、SNSでは異議を申し出たブズコバとソリベストルモを批判するコメントが相次いだ。

   4大大会女子シングルスで18度の優勝を誇るマルチナ・ナブラチロワ氏(66)は6月5日に「ルールの馬鹿げた解釈であり、対戦相手の失格を主張するなんて恥ずべきことだ」とのコメントをツイッターに投稿し、ブズコバとソリベストルモに怒りの矛先を向けた。

   独スポーツ専門局「Sport1」が6月6日に報じた記事によると、4大大会男子シングルス6度優勝のボリス・ベッカー氏(55)は、「(失格は)行き過ぎだ。ボールガールがかわいそうなのは言うまでもないが、選手の方もわざとやったわけではなく、ボールと単に軽く打っただけのことだ。審判の行き過ぎた判断だ」などと批判したという。

   女子ダブルスで失格になった加藤はティム・プッツ(ドイツ)とペアを組んだ混合ダブルスで優勝を果たした。また、加藤は6月9日にインスタグラムを更新し、ボールを当ててしまったボールガールとの2ショット写真を投稿し、「あなたが元気で、ボールガールとしてボランティアを続けていることを聞いてうれしいです」などのコメントを投稿した。

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