ジャニーズグループ「KAT-TUN」元メンバー・田口淳之介さんが、2023年6月6日公開のYouTuber・てんちむさんの動画に出演し、「一生活動したい」とファンへの思いを伝えた。
「俺が夜の街に行って、楽しませたい」
16年にグループを脱退した田口さん。19年5月に大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕され、同年10月に懲役6か月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。
現在は、プロ雀士として活動しながら、「オジュン」名義で元俳優の「コータ」こと大和孔太さんとともにユニット「NOMUZO(ノムゾ)」を結成。「夜の街を盛り上げよう」をコンセプトに活動している。NOMUZOでの活動時の姿をめぐっては、パリピ化した、などとイメージの変化が注目を集めていた。
今回の動画では、てんちむさんが新宿・歌舞伎町にあるホストクラブを訪れ、田口さんとの対談が実現した。田口さんは、ファー付きのスーツに、ピンク色のエクステと目尻にラメを着用した華やかな姿で登場し、まずは「NOMUZO」の結成経緯を説明する。
また、そもそもなぜ夜の街での活動を決心したのかと問われた田口さんは、「ホストクラブとか、何回か行ってみたことがあって。お客さんとかも笑顔だし、明るい、活気がある感じがあるじゃないですか」と元々好印象を持っていたとする。
当時、キャバクラなどでも「KAT-TUN」を盛り上げてくれていたと振り返り、「俺が夜の街に行って、楽しませたいっていうところからスタートしてる企画ですね」と恩返しを兼ねて活動していると明かす。
逮捕の過去にも言及...「すごく励まされた」
「NOMUZO」は今年4月25日、オリジナル楽曲「シャンパン」をリリース。ジャニーズを辞めても変わらず応援してくれるファンについて、田口さんは
「僕自身も、芸能を二十数年間やってきて、大きい事務所から独立して。自分的にも紆余曲折がありながらも、やっぱり自分のパフォーマンスや歌や踊りを楽しみにしてくださっている方が純粋に応援してくれているので、そういう人たちに色々応えていきたい」
との思いを告げる。
また、不祥事を経ても尚表舞台に立ち続けることを選んだ理由を問われると、「自分が逮捕されても、ファンレターとかで『また絶対僕のステージを見たい』と応援メッセージにもすごく励まされた」と感謝。続けて、「あとは僕は純粋にエンターテインメントが好き。人を楽しませることが好きだし、活動一生やっていきたいな」と、月に1度のライブやクラブでのイベントなど、今後の活動へ意気んでいた。