福岡生まれのロングセラー商品「名菓ひよ子」の家族を模したセット商品に注目が集まっている。物産展で購入したひよ子の家族を模した商品には、レギュラーサイズのひよ子が3点、ミニサイズのひよ子が2点入っていたという。レギュラーサイズが成鳥であるならば、3羽目は両親のほかに何者なのか。
J-CASTニュースの取材に対し、ひよ子(福岡市)の企画担当者は2023年5月31日、「明確な設定はありません。お客様が手に取って、想像を膨らませていただければ」と話す。
「ひよ子家族」とは全くの別物
あるツイッターユーザーが5月30日、物産展で親子サイズのひよ子を購入したところ、親と思われるひよ子が3匹入っていると疑問を呈した。
謎の3羽目をめぐって、ツイッターでは「おじいさんかおばあさんだろうか?」「歳の離れたお姉さんとか」など様々な考察が広がっている。
この組み合わせの商品は、公式サイトに記載されていない。しかし「ひよ子家族」という類似商品があると、話題になった。「ひよ子家族」は4点セットで、それぞれ大きさが異なり、大きい順から父、母、兄、妹を表しているという。
取材に対し企画担当者は、ツイッターユーザーが言及したのは「家族ひよ子」という、催事用の特別な商品だと説明する。
「『家族ひよ子』は、通常の名菓ひよ子3個に非売品のミニサイズ2個を含む詰合せです。物産展などで限定販売しています」
「『ひよ子家族』は、家族設定のあるパッケージ商品で、専用の化粧箱で提供しています。通常の3倍サイズのひよ子が父、2倍が母、レギュラーサイズが兄、それより小さいものが妹という設定です。手作りの商品ですので数量限定で販売しています。博多駅構内やオンランショップで限定販売しています」
今回の反響については、次のように受け止めた。
「従業員一同おどろきとともに大変よろこばしく感じています。 今後も、たくさんのみなさまに喜びと美味しさをお届けできるような商品づくりに努めてまいります」