母親は、警察に暴行罪の被害届を出すことも明かす
これに対し、實近さんは、「何なんですか?」と抗議すると、男性は、詰め寄って来て勝手にベビーカーをつかんだとしている。
この騒ぎを受けて、周りの人が110番通報し、警察が来て、男性をパトカーに乗せて行ったと明かした。實近さんは、暴行罪の被害届を出すため、6月8日にも警察に出向くことも明らかにした。男性は、穏便に済ませようとしたが、實近さんは、それを拒否したという。
ツイッター上では、實近さんに何か原因があるのではないかと聞かれたが、それは違うと説明している。
恵比寿スカイウォークを管理・運営しているサッポロ不動産開発の広報担当者は8日、J-CASTニュースの取材に対し、動画投稿について把握していると答えたうえで、トラブルの状況を説明した。
それによると、5日の15時半ごろ、動く通路の横の歩道でトラブルが起きた。通行人からインフォメーションに情報が入り、警備員が現場に向かった。一般客が警察に連絡して、警察が呼ばれていたといい、警備員は、實近さんや男性に話を聞くことはしなかった。このため、詳細な状況は把握していないという。
ただ、警察から防犯カメラの映像を求められて提供し、警察に映像を確認してもらったとした。広報担当者は、「その後は、警察にお任せしています。今後も、スカイウォークを安全に使っていただけるように対応していきます」と話している。
警視庁は8日、取材に対し、渋谷署が対応したことを認めたうえで、「個別の事案については、回答を差し控えさせていただきます」とコメントした。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)