「明らかに球威落ちている」 巨人・菅野智之に1軍復帰報道も...「過度な期待は禁物」厳しい指摘が

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    借金2と波に乗り切れない巨人。復帰が待ち望まれるのが、かつてのエース・菅野智之だ。

   今年は右肘の違和感で開幕からファーム調整が続いていたが、2023年6月4日のイースタン・日本ハム戦(鎌ヶ谷)に先発して6回途中3安打1失点。実戦復帰2度目の登板で順調な仕上がりを見せた。11日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)での1軍復帰が報じられているが、スポーツ紙デスクは「過度な期待は禁物です」とくぎを刺す。

  • 菅野智之(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    菅野智之(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 菅野智之(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

「いつまでも菅野に頼るような投手陣では...」

「球界を代表するエースとして活躍してきたが、近年は明らかに球威が落ちている。故障も多くなり、全盛期の姿を求めるのは酷です。1軍で登板を重ねることで状態を上げていくと思いますが、いつまでも菅野に頼るような投手陣ではV奪回は望めません」(同)

   先発の大黒柱として圧倒的なパフォーマンスを見せてきた。

   最多勝3度、最優秀防御率4度獲得。だが、21年は度重なる故障の影響で6勝7敗、防御率3.19と不本意な結果に。昨年は10勝7敗、防御率3.12だったが、リーグ連覇を飾ったヤクルト戦は打ち込まれる試合が目立った。

   完全復活を期待された今年は故障により、1軍復帰が6月までずれ込んだ。巨人の投手事情は苦しい。先発ローテーションで計算できる投手はリーグトップタイの6勝をマークしているエース・戸郷翔征のみ。フォスター・グリフィン、松井颯が5日に登録抹消された。来日1年目左腕・グリフィンは10試合先発で4勝2敗、防御率2.52と安定感があったが、先発登板した3日の日本ハム戦(東京ドーム)で、7回の守備の際にダイビングキャッチで右腕を負傷。1軍を離れることとなった。

   菅野の存在はチームに大きな影響をもたらす。巻き返しの起爆剤になれるか。(中町顕吾)

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