全仏失格の加藤未唯、対戦相手は「正当性」主張 「ボールはビデオで見るよりも2倍強かった」

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加藤「完全に意図的ではありませんでした」

   一方でマリエの地元チェコメディア「iDENS.cz」(WEB版)は、フランス出身の元男子シングルス世界6位のジル・シモン氏と、スポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」で解説を務めたアレックス・コレチャ氏のコメントを紹介して記事を展開した。

   記事によると、シモン氏はツイッターに「ボールがどこに送られたかも見ていないのに相手チームの失格を主張するとは」などのコメントを投稿。コレチャ氏はユーロスポーツ(WEB版)の記事の中で「彼女が故意にやったわけではないと100%確信している」とし、「この件での失格は非常に厳しかったと思う」と主張した。

   「iDENS.cz」は、このような意見が見られるように「マリエとサラが取った行動は必ずしも理解を得られたわけではない」と指摘した。

   失格となった加藤は6月5日にツイッターを更新し、「今日の不幸な事故について、ボールガール、私のパートナーであるアルディラ&チーム、そして私のサポーターに心からお詫びを申し上げます。それは完全に意図的ではありませんでした」と謝罪のコメントを投稿した。

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