馬がウマってる...置物なぜ足埋めた? アドベンチャーワールド明かす「あえて低く」設置した理由

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   「馬・・・ってる」――和歌山・アドベンチャーワールドに設けられた馬の置物に注目が集まっている。足の付け根近くまで地面に埋まった状態で設置されており、「馬が埋まっている」などと話題になった。

   なぜ埋まっているのか。J-CASTニュースは2023年6月5日、アドベンチャーワールドに取材した。

  • 馬の置物/写真:ツイッターユーザー@yabu999さん提供
    馬の置物/写真:ツイッターユーザー@yabu999さん提供
  • 馬の置物/写真:ツイッターユーザー@yabu999さん提供

「元々埋められてたのかそれとも経年的に埋まったのか」

   注目を集めたきっかけは5月26日、あるツイッターユーザーが冒頭の文言とともに紹介したことだ。大きさや体格はまるで本物のようだが、四肢は地面に埋まっている。この投稿は、5000件超のリツイート、3万7000件ほどの「いいね」が寄せられるなど、大きな反響があった。

「馬...ってるね」
「元々埋められてたのかそれとも経年的に埋まったのかが気になる」

   他の角度から撮影した写真によれば、耳はぴんと立っていて、つぶらな目はまっすぐ正面を見据える。

   馬の置物は、ジャイアントパンダなどが暮らす「パンダラブ」から歩いてすぐのエリア「ホースキャンプ」の公園にある。周辺には滑り台などの遊具があり、リアルでなぜか埋まっている馬の置物は人々の目を引くようだ。

   発端の投稿に対し、複数のユーザーが「私も先日埋まってる馬を撮影しました!」「これやっぱ撮りたくなりますよね」などの声を寄せている。

乗馬体験の練習用の「モニュメント」

   ツイッターではホースキャンプ内の「遊具」として受け止められていたが、取材に対しアドベンチャーワールドの広報担当者は、次のように説明する。

「投稿されていた馬の置物は遊具ではなく、チャレンジホースという乗馬体験イベント参加者の乗馬練習用のモニュメントとして設置されました」

   チャレンジホースは、初心者向けの乗馬体験で、身長140センチメートル以上、体重80キログラム以下の人が体験することができる。子どもも利用することがある。

「初心者の方にも、安心安全に乗馬体験をお楽しみいただけるようにするためのものです。
足をかける場所や乗馬時の姿勢などを安定した場所で確認することができます」

   慣れていない人が馬に跨る練習をしたり姿勢を習得したりするには、高さがあると難しいため、あえて馬の背中が低い位置になるように設置したという。

    2018年11月に設置され、チャレンジホースに参加する人だけでなく、多くの子どもたちが周辺の遊具と同様に遊んでいるという。記念撮影を楽しむ人もいるそうだ。

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