「夢なのかなって感じです」
進水式の後、早速、船の紹介を始めたかねこさん。デッキには底の深い生け簀を搭載しており、「ブリ3~4匹は生かしておけますね」と満足げに語った。また、デッキ全面には樹脂と木の粉を混ぜて作られた板「フレキシチーク」が貼り付けられており、このオプション費用だけで約250万円を投じたという。さらに、デッキの上で料理ができるよう、まな板と清水タンクまで備え付けていた。
このほか、船内にはモニター付きの操船席をはじめ、ナビシート、2人ほど座れる長椅子、洋式トイレ、仮眠スペースなどが設置されていた。
一通り紹介を終えると、かねこさんは「ついに僕の夢が本当に叶いました。まさか、こんな船が買える人生が待ってるなんて思いもしませんでしたね」としみじみ。そして、「社会人時代の頃は、2馬力のゴムボートでも憧れがあった。それくらい僕って船に憧れがあったんですよね。だから、すごく夢なのかなって感じです。すごくうれしい」と喜びを?み締めていた。