日本の空に「ピカチュウ」続々、スカイマークに続きANAも CSR踏まえ「1業種1社」こだわらず

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ANA国際線のポケモン塗装機は17年ぶり

   21年6月にスカイマークの「ピカチュウジェットBC1」(ボーイング737-800型機)が就航したのを皮切りに、シンガポールの格安航空会社(LCC)「スクート」の「ピカチュウジェットTR」(ボーイング787-9型機)、台湾のチャイナエアラインの「ピカチュウジェットCI」(エアバスA321neo型機)、韓国のLCC「ティーウェイ航空」の「ピカチュウジェットTW」(ボーイング737-800型機)が相次いでお目見え。22年5月にはスカイマークの2機目「ピカチュウジェットBC2」(ボーイング737-800型機)も就航しており、今回の「ピカチュウジェットNH」が6機目だ。

   初便は6月4日朝に羽田からバンコクに向けて出発するNH847便を予定。今後、羽田と東南アジア各地やシドニー、デリー、バンクーバー、ホノルルを結ぶことになっている。ANAのポケモン塗装機が国際線にお目見えするのは06年まで運航された「ポケモンジェットインターナショナル」(ボーイング747-400型機)以来17年ぶり。

   「ピカチュウジェット」以外にも、ポケモンのキャラクターをあしらった特別塗装機は就航中だ。エア・ドゥ(札幌市)の「ロコンジェット北海道」(ボーイング767-300ER型機)とソラシドエア(宮崎市)の「ナッシージェット宮崎」(ボーイング737-800型機)だ。「ピカチュウジェット」は「世界の空をつなぐ」ことを掲げているのに対して、この2機は地域振興に主眼を置いている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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