市川猿之助出演映画の公開延期で「作品に罪なし」の声も... 識者が「判断間違ってない」と考える理由

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「最終的な判断は配給の担当者の『肌感覚』によると言える状況です」

   最後に、影山氏は「作品に罪はない」という点を再度強調した上で、それでも、全体的に見れば公開延期などになることが多い理由を説明した。

「この手の問題の解決が、騒動が起きる度に難航するのは、数学でいうところの『公式』が存在せず、案件ごとにその都度『解』を探していかなければならないからです。しかも、最終的な判断は配給の担当者の『肌感覚』によると言える状況です。生身の人間が演者として、そして作り手として関わっている以上、『何か起きたら公開延期』という、より無難な方に行きがちなのかもしれません」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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