「ラデュレ」銀座の日本1号店が閉店へ 「ショック過ぎて言葉がない」「いつも混んでたのに」ファン衝撃

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   フランスを代表する老舗パティスリー「ラデュレ」の日本1号店が2023年8月末で閉店する。運営会社が6月2日、発表した。

   SNSでは「ショック過ぎて言葉がありません」と驚きや悲しみが広がっている。

  • ラデュレ銀座店(ラデュレウェブサイトより)
    ラデュレ銀座店(ラデュレウェブサイトより)
  • ラデュレウェブサイトより
    ラデュレウェブサイトより
  • ラデュレ銀座店(ラデュレウェブサイトより)
  • ラデュレウェブサイトより

「その重厚で美しい装飾で多くの人々を魅了し続けてきた」

   ラデュレは、1862年にパリで創業した。同店のウェブサイトによれば、カフェとパティスリーを融合させた営業スタイル「サロン・ド・テ」の歴史を現地で作り上げ、マカロンの間にガナッシュを挾む「マカロン・パリジャン」を考案した。

   日本には2008年に進出し、東京・銀座の一等地にオープンした。三越の2階にあり、銀座四丁目交差点を見下ろしながらティータイムを楽しめる。

   2017年に衣料品ブランド「ジャーナルスタンダード」やパンケーキ専門店「j.s.pancake cafe」などを展開するベイクルーズがライセンス契約を結び、ラデュレジャポンを設立した。現在、国内に十数店舗ある。

   銀座店の閉店は、6月2日にインスタグラムで発表された。「ラデュレが日本の地に初めてオープンさせ、その重厚で美しい装飾で多くの人々を魅了し続けてきた」と自負するも、8月31日で店を閉じるという。

   国内ではパティスリー(ブティック)のみの店舗形態が大半だが、銀座店はカフェも併設したサロン・ド・テ。アフタヌーンティーが看板メニューだった。

   ツイッターでは、突然の終了を惜しむ投稿が9000近くリツイートされ、「ショック過ぎて言葉がありません」「人生で初めて行ったアフタヌーンティーここだった」「いつも混んでたのに何故!?」といった反応が続出した。2023年に入り、東京・渋谷松濤店、京都祇園店も閉店している。

   ブティックは三越地下2階に移転し、8月上旬にオープンを予定する。サロン・ド・テは「銀座の地を離れ、新たなステージへと歩みを進めて参ります。再び皆さまをお迎えする日まで、今しばらくお時間をいただきたく存じます」としている。

   「渋谷も無くなっちゃったし、これからサロンに行きたい時は何処へ行けばいいですか」とのコメントには、「サロンについては、京都 四条店がございますので、京都へお出かけの際はぜひお立ち寄りくださいませ」と返信している。

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