お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦さんが、「ダウンタウン」松本人志さんに批判的な指摘をした騒動をめぐり、実業家の堀江貴文さんがYouTubeで持論を展開した。
堀江さんは、中田さんを批判したとされるお笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんに向け「アホくさ」などとツイートし、賛否を呼んでいた。
「お笑いの世界って『真っ直ぐ』勝負とかそんなんあるんだな笑」
中田さんは29日に公開した動画で、「全部のジャンルの審査委員長が松本人志さんっていうとんでもない状況なんですね」と指摘。松本さんに向け「審査員ちょっと何個かやめてくれないですか?」などと提言していた。
その中では、中田さんが霜降り明星の粗品さんの名前を出す場面があった。これを受けてか、相方・せいやさんは動画公開直後のツイッターで反応。「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田」と怒りをあらわにしていた。
せいやさんのツイートに、堀江さんは「お笑いの世界って『真っ直ぐ』勝負とかそんなんあるんだな笑」と反応。「アホくさ。面白いか、面白くないかだろよ。お笑いって」とつづり、せいやさんが中田さんに反感を覚えている理由について
「笑。一つのことしか出来ないから色々できる才能にむかついてるだけだろが」
などと主張していた。
こうした投稿が賛否を広げる中、堀江さんは2023年5月31日、自身のYouTubeチャンネルで騒動に言及。動画を告知するツイートでは、「火に油を注ぎます 中田敦彦の『松本人志氏への提言』とお笑いについてお話しします」としていた。
「映画も『うーん』っていう風に思ってしまった」
動画では、堀江さんがお笑いに関する持論を展開したうえで、松本さんについても言及。差し入れをきっかけに自身が手がけた焼肉店「THE WAGYUMAFIA」に来てくれたことがあるとして「すごいいい人だと思います。だから好き嫌いで言ったら好きなんですけど」とするも、
「お笑いは、僕は正直面白くないなと思っちゃったし。映画も『うーん』っていう風に思ってしまった」
とした。
今回の騒動について、「何が面白いのかわからないんだけど、それがその、テレビ界の権威みたいになって、松本人志さんが祭り上げられるような状況になってることに対して、中田敦彦さんは『それは良くないんじゃないか』みたいに普通に言っただけ」とまとめた。
そのうえで、せいやさんのツイートへの返信に関する反応については、
「それをディスる芸人さんがいたと。で、それに対して『なんか変なんじゃねえの』っていう風に僕が言ったら、(中略)『笑いをバカにするな!』とかですね。『漫才とかずっとやり続けるのがいいんだ! YouTubeとか力入れて、シンガポールとかに行ってるやつはなんか変だ!』とか言ってるバカがいるのが許せないだけで」
と言及していた。