韓国に渡った元NPB選手の「人格」話題 同僚エラーに粋な対応...現地メディア絶賛「リーダーの行動」

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「外国人投手ではなくチームリーダーとしての行動」

   記事では、チームメイトの失策に対して露骨に嫌な顔をする外国人投手がいる中でスアレスは表情ひとつ変えることなく大人の対応としたとし、「外国人投手ではなくチームリーダーとしての行動。スアレスの仲間と野球に対する態度と人格が感じられた場面だった」と絶賛した。

   そしてスアレスが入団時に「チームの勝利が最優先である。私がここ、韓国に来た理由は、できるだけチームを助けて多くの勝利を取らせるためだ」と発言したことを振り返り、「外国人選手特有の儀礼的な『チームファースト』スローガンではなく本気が感じられる」とした。

   ベネズエラ出身のスアレスは16年にサンフランシスコ・ジャイアンツで大リーグデビューし、18年オフにヤクルトに移籍。ヤクルトで3年間プレーし通算10勝8敗1セーブ3ホールド、防御率3.00を記録した。

   21年オフに韓国リーグのサムスン・ライオンズに入団。地元通信社「聯合ニュース」(WEB版)の当時の報道によると、1年契約で年俸は最大100万ドル(約1億1400万円)。移籍1年目の22年は30試合に登板して6勝8敗、防御率2.49だった。今季も同チームでプレーしている。

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