「クリエイター様は私は心から尊敬しております」
川崎氏は31日、「私の言葉が足らず、また稚拙な表現で本当に申し訳ございません」とツイッターで謝罪。投稿は削除したとし、意図を次のように説明する。
「アーティストの特権」については、自身に絵を描く技術がなく、「いつも展覧会を見ると『私には到底できっこないすばらしい世界だなぁ』と思っていました。これを『特権』と表現してしまいました」と釈明する。
続けて「こうやって生成系AIの誕生により、私のように『頭では浮かんでいても、具体化する技術がない』方でも、或いは事故などにより表現が困難になった方もこうして表現ができるようになったという意味で書きました」と真意を述べ、
「私はデザイナーの皆様に作成物を依頼する際に言葉で伝えますが、なかなか表現できず受け手であるデザイナー様が苦労されておりました。しかし、生成系AIで画像を作れるようになったことで、私がイメージしたものをお伝えできる補助ツールとなりました。(もちろんまだ言葉の表現力が稚拙なため、プロンプトに苦戦しておりますが)。お父さんが娘さんに『絵本を描きたい』と思ってもできなかった時代からできるようになってきたのではと感じています」
とする。
「しょーもない規制」は、過度な規制に否定的であると示すために使ったという。
「アーティスト様やクリエイター様は私は心から尊敬しております。我々もAIについて日々有識者から懸念等をお聞きしながら勉強を進めております」と制作者に敬意を表し、一連の投稿を「ご不快な思いをされた皆様にはお詫び申し上げます(中略)今後、しっかりと意図や考えをお示しできるよう努力してまいります」としている。