「家の鍵ってサービス終了するんだ」 スマートロック「Qrio」対応に波紋...家電ライターはどう見たのか

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「直近の市場環境やビジネス状況などを総合的に勘案」

   Qrioからは16日に回答があった。旧製品は最終出荷から3年経過した2021年にソフトウェア更新の提供を終了すると案内していたなどと説明した。後継機Q-SL2も将来的にサービスを終了する可能性があるのかという点も質問したが、回答がなかった。

   SNSでは、買い切りではなくサブスクリプションモデルのサービスであれば継続できたのではないかといった声も上がっているが、取材に対し、家電ライターの藤山哲人さんはこう述べる。

「Qrioはサーバーメンテナンス費用を自社で賄って、本体をできるだけたくさん売りたかったのではないかと推測しております。しかし現在は5000円ほどで買える新商品が次々と登場しています。厳しい市場環境の中、先にメンテナンス代をチャージできる価格に設定し直したように感じられます」

   後継機のQ-SL2は、公式の通販サイトでは税込2万5300円で販売されている。一方、18年に出荷を終了したQ-SL1は、今回のサービス終了が発表された後も、Amazonなどの通販で1万円台で売られている。

   サービス終了に関するQrioの発表では、Q-SL1の利用者に向けて、後継機Q-SL2のセール販売を案内する旨も告知していた。

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