第三者委設置なければ「信じられないとか、疑ってしまうことがいっぱい生じる」
第三者委員会の設置には「とても賛成です」。仮に設置されなければ「信じられないとか、疑ってしまうとかいうことがいっぱい生じてしまうと思う」とした。
記者会見では、児童虐待防止法の改正を求める署名活動を、橋田さんら喜多川氏からの性被害を訴える4人が連名で始めることも発表された。
現行法では、「児童虐待」の加害者は保護者に限定されており、喜多川氏が行ったとされる行為は該当しない。これでは「子どもたちを守るのには十分ではない」として、第三者も加害者に含めたり、「見て見ぬふりを止めることが、さらなる被害の抑止につながる」として、通報義務を強化したりする形での法改正を求めている。
立憲民主党は、こういった内容を盛り込んだ改正案を5月26日午前に衆院に提出したばかり。橋田さんは
「私はどこかの党の支持者ではなく、超党派でこの問題に取り組んでもらいたい」
と話した。
被害者として何が「最も望ましい形」かについて問われ、橋田さんは次のように話した。
「きちんと法改正がなされて、さらには、きちんとジャニーズ事務所も今までのことをきちんと清算(して)、向き合ってもらって新しいスタートを切ってくれたら、そこがこの話の終着なのかなと思っています」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)