宮崎市議会議員の「スーパークレイジー君」こと西本誠氏が2023年5月25日、ツイッターで「給与明細」を公開した。
西本氏は宮崎県出身で、4月の宮崎市議選で初当選した。
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都知事選に立候補した際の西本誠氏（左） -
西本氏のツイッター（makoto__9999）より
「差引支給額が539,120円となっております」
西本氏は25日、「令和5年5月分」と書かれた議員報酬の支給明細書と、通帳の振込欄の一部をツイッターで公開した。
「宮崎市議会議員の給料を公開します 5月19日付で給与として振り込まれました 583,000円が報酬ではありますが 43,880円が所得税で引かれており 差引支給額が539,120円となっております」
投稿では、「知らない方も多いでしすし 興味がなくて調べない方も多いでしょう なので、知ってくださいませ」とも伝えている。
支給明細書をそのまま公開するという西本氏の行動に、驚きの声が相次いだ。
「普通なかなか公開されないと思いますが、このような現状の情報、貴重だと思います。勇気ある行動ありがとうございます」
「宮崎市議会議員の給料が高いか安いかってゆう論点は置いといてこーやって明細公開してくれるのは色んな議論をしていくためにも市民としてはありがたい」
「賛否両論さえ出ないのはマズイと感じる」
議員報酬の金額をめぐっては、議員としての仕事と金額が釣り合っているかどうか、賛否の声も上がった。
「これ見て市議会議員も悪くないなと思う若い人が増えれば良いんじゃないかな」
「地方議会議員ってこんなにもらえるんやな。イランのちゃう？ こういう一石投じる人が議員になるだけで意義があるね」
こうした反応を受けて、西本氏は「なぜに公開したかは理由があります。地方議会は賛否両論さえ起こらない場合が多いと感じます。賛否両論さえ出ないのはマズイと感じる」と投稿。「てゆうか、公開されてるんだけどね」とも添えた。
西本氏は、2020年6月公示の東京都知事選挙では金髪に特攻服姿で街頭演説・パフォーマンスをする姿が話題に。2021年1月に公示された埼玉・戸田市議会議員選挙で当選するも、公職選挙法の居住実態に反するなどとして当選無効の決定を受けていた。