電車内では「威圧的すぎて怖くて声も出せなかった」
マスクをめぐって、電車内で、一体何があったのだろうか。
女性らのツイッター投稿によると、マスクは持参していたものの、着用せずに電車内で会話していた。新千歳空港に行く途中で、飛行機や電車の時間について話しており、大声は出していないと強調した。
男性については、「注意や少し怒られるならまだわかりますが...」と苦言を呈し、電車内では、「威圧的すぎて怖くて声も出せなかった」とした。男性は、傘を投げたり振り回したりして、柄の部分が折れて破片が飛んでいたという。男性が客室非常通報装置のボタンを押したため、次の駅で降りることになったとした。電車から降りた後、男性に少し言い返してしまったのはよくなかったとは反省していた。
女性2人は、北海道であったミュージシャンのライブに来て、飛行機で帰るところだったという。
女性のうち1人は5月23日、J-CASTニュースの取材に応じ、男性が最初にどう話しかけてきたのか覚えていないものの、「マスクなしで大きい声でしゃべるんじゃねえよ」と怒鳴られたと明かした。ただ、電車内の会話で大声を出したつもりはなく、ドア付近の座席に2人並んで座り、普通に会話をしていると、突然、ドアを隔てた反対側に座っていた男性が近づいて来たという。この件で警察に相談するかどうかについては、「被害届を出そうと考えていますが、まだわからないです」と答えた。