「お好み焼き外交」でレシピ閲覧数が倍に! オタフクソース社明かす反響、英首相登場の舞台裏も

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スナク氏はサプライズ登場だった

   オタフクソース広報部に22日、反響を聞くと、ホームページの閲覧数は平時に比べて150%、 お好み焼きのレシピページは2倍以上増えたという。

   同社は広島サミット県民会議の依頼を受け、お好み焼きに精通していることを証明する社内資格「お好み焼士」の保有社員を関連行事に派遣した。

   IMCでは熱々のお好み焼きを提供し、「初めてお好みや焼きを食べたという感想が寄せられました。中には事前に調べられて『これが食べたかったんだよ』と話す記者の方もいらっしゃいました」。

   オタフクソースが運営するお好み焼き体験スタジオ「OKOSTA(オコスタ)」には、スナク氏が20日に飛び入りで参加した。イギリスメディアのプレスツアーとして予定が組まれており、スナク氏の登場に「とても驚きました」と打ち明ける。

   お好み焼き文化を海外へ広めることが「私どものミッション」と話すオタフクソース。G7は絶好の機会となったようだ。

   アメリカ、中国、マレーシアに現地法人・工場があり、世界50か国に日本から商品を輸出している。22年11月に創業100周年を迎え、今年は台湾やドイツなどでPRを強化する。

   接点となるオコスタは、コロナ前は訪日外国人が多い時で約4割を占めたが、23年4月は63%がインバウンド客で予約は常に取りづらい状況だという。「サミットを機に、より多くの外国の方が来て下さる可能性は高いのかなと思っています」と期待し、グローバル展開を加速させたい考えだ。

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