「とにかく道行く方々の目にとまるようインパクトのあるものを...」
広告を掲出したJX金属の広報担当者は、取材に対し、「とにかく道行く方々の目にとまるようインパクトのあるものを目指しました」と振り返る。
「当社は銅をはじめとする非鉄金属の世界有数のメーカーです。当業界は一般の方々、特に若者や女性には馴染みの薄い業界ですが、こうした方々にも親しみをもって認知をしてもらえるよう、目を引くフレーズや独自のキャラクターを用いた広告を製作しました」
広告は、主要事業所のある茨城県、大分県、神奈川県のほか、都内や関西の一部大学の近辺などに設置した。大学の近くに設置した狙いは、「次世代を担う若者」に見てもらうためだという。
カッパー君は、社内の広報部門が考案した。もともとは創業地・茨城県日立市にある自社の博物館「日鉱記念館」で配布する小学生向けパンフレットのために制作されたキャラクターだった。しかし思いのほか好評だったため、現在はJX金属のPR大使として幅広く活動している。バスや鉄道車両のラッピング広告、新聞やテレビCMにも登場する。
広告掲出の手ごたえについては、次のようにコメントを寄せた。
「多くの皆さんに好評いただきとっても嬉しいドウ!。もっとみんなに知ってもらえるようにこれからも頑張るドウ~!」