「もはや怖い」の声も...懸垂ができる公園リストにSNS驚愕 個人運営で8000か所、掲載の目的は?管理人に聞いた

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常連から多数の情報提供が寄せられることも

   懸垂できる公園リストは、20年12月に公開された。当初は1000件ほどの情報をまとめていたが、23年5月現在は8000件ほど掲載されている。

   リストはキーワードで検索して得た情報や、Google Map 上にあげられた写真、Googleストリートビューをもとに、設置された遊具を確認しながら掲載を進めている。ツイッターや問い合わせフォームによる情報提供も募っている。

「いまは週に5通程度の情報をいただいています
うち数人は常連さんで、1回にまとめて数十件単位で送っていただくこともあります」

   公園の鉄棒さんは2015年ごろから、昼休みやジョギング、散歩中などに、鉄棒巡りを始めた。当初は「ちょっと懸垂」という掲示板を活用し、自分用のマップにまとめていた。しばらくして運動習慣はなくなってしまったものの、自転車で公園をめぐるなど運動の動機づけとして「懸垂のできる公園」探しを続ける。

   自ら集めた情報がある程度たまってきた際に、「同じように探している人の役に立つかな」とサイトを公開した。本業はIT技術系のサラリーマンで、ホームページづくりの勉強に取り組んでおり、ちょうどいい題材だった。サイトについて収益化の予定は、いまのところないという。

「今後の取り組み予定は、まずは都内のピンを自分でひと通りめぐることです」

    公園の鉄棒さんのお気に入り遊具は、日都産業の「パラレルハンガー」。ぶらさがりバーと平行棒がセットになっている遊具だ。メーカー公式サイトによれば、小型ながらも、ぶらさがリ、懸垂、足上げ、平行棒を利用した様々な運動ができる。公園の鉄棒さんは「懸垂(とディップス)に特化したような形で、使いやすい」と推した。

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