これまで約500種...「ペヤング」変わり種商品、なぜ次々開発? 「提案はほぼ社長から」メーカー明かす狙い

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「"ペヤングにしかできない"商品を開発していきたい」

   同社は12年に「ペヤング 激辛やきそば」を販売したことがきっかけで、様々な味に取り組むようになったという。15年には、カップ焼きそばに加える具材のかやく(加薬)や調味料を多く使った「MAXシリーズ」の最初の商品「ペヤング にんにくMAXやきそば」を発売した。

   こうしたユニークな商品はどのように生まれるのか。担当者は「開発課からの提案もありますが、ほぼ社長からです」と説明した。他社にはできない商品作りをするという考えで開発を進めているというが、「味が奇抜過ぎて(あまりに美味しくないため)商品化に至らなかったものはあります」とも明かす。

   23年5月までに約500種類ものペヤングシリーズを販売したという同社。1975年7月に販売されたロングセラー商品「ペヤング ソースやきそば」は2023年で48周年を迎えた。

   「ペヤング ソースやきそば」の購入層について、担当者は「特にミドル層・シニア層の方々からご愛顧いただいているように感じております」と述べる。一方「ペヤング 獄激辛やきそば」などの新商品は、SNSやイベントで商品を利用してもらうなど、学生をはじめとした若者層から支持を集めていると感じるとしている。

   今後も新商品を開発する予定なのか。担当者は「今後も"ペヤングにしかできない"商品を開発していきたいと思っておりますので是非、ご注目いただければと思います」とした。

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