巨人・大勢相手に「左バッターは打ちやすい」一体なぜ? 高木豊氏が指摘する復活への課題

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「これからはある程度、見せ球も必要」

   そして「大勢はだいたいの高さ、一定の高さしかボールを投げない。例えばバッターのベルトから低めには投げようとしている。一番高いところがベルト。構えたベルトの付近から低め。その下がフォーク」とし、「だからそこら辺に焦点を合わせておけば必ずボールがくる」と分析した。

   5月18日時点で14試合に登板し1勝1ホールド7セーブ、防御率3.21を記録している。ストレートの球速に陰りは見えず、150キロ中盤の数字を出している。

   高木氏は「(今までは)確かにスピードで抑えていた。だけどこれからはある程度、見せ球も必要。長くプロで出来る人は1年1年ちょっと変わった球種もいろんなことを覚えてくる。でも大勢は与えられるところが1番抑えなので1発も食らってはいけないし、失点しちゃいけないところでしょ。色々ボールを散らさないといけない」と解説した。

   さらに「高めを見せないとだめ。高めは大勢の球がより速く感じるから。低い位置から高めに投げてやると空振り率が高くなる」とし、「左にきっちりしたシュート回転のないボールだな。それがピシャッと決まるようになってくると大勢も復活する」と期待を寄せた。

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