個別取材があるので「活動に対する関心はメディアからも寄せられている」
メディアが来なかった背景は、次のようにみている。
「この数日、かなりICANメンバーは各メディアの個別取材に答えている。国際メディアもそうだし、川崎(ICANの国際運営委員を務める川崎哲(あきら)氏)は国内のメディアの取材もかなり受けている。その意味では、ICANの活動に対する関心はメディアからも寄せられていると理解している」
5月17日夕には、同じ場所で川崎氏も共同代表を務める「核兵器廃絶日本NGO連絡会」が記者会見したばかり。18日の会見スタッフのひとりは、登壇した人は異なるがテーマが近かったとして、差別化が難しかった可能性を指摘していた。17日の会見の模様はNHK、時事通信などが報じ、東京新聞は18日に川崎氏のインタビュー記事を配信している。
ICANでは今後少なくとも2回は記者会見を開く予定。19日夜に被爆者代表が会見し、21日夕にカナダ在住の被爆者、サーロー節子さん(91)やICANの川崎氏らが会見する。それ以外にも幹部が随時取材に応じる、としている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)