「冷凍ギョーザづくり失敗」呟いたら...メーカーからまさかの連絡 フライパン回収を打診、開発熱意に反響「味の素の本気を見た」

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冷凍ギョーザ調理、失敗する理由は?

   味の素冷凍食品のギョーザは「油・水なしで誰が調理しても食欲そそるパリッパリの羽根ができる」(公式サイトの製品ページより)ことを売りにしている。一方で、フライパンの状態によってはうまく調理できないこともあると、担当者は説明する。

   具体的には「長年使い込んでテフロンが剥がれてしまっているフライパンで調理する」「鉄製フライパンで油を敷かずに調理する」「ステンレス製のフライパンで加熱ムラが生じてしまう」といったもの。こうした失敗ケースは同社の調理テスト・検証で確認しているという。

   また、フライパンの材質以外にも、フライパンを温めてからギョーザを並べる(通常の調理手順は火をつける前にギョーザを並べる)ケースでもうまく焼けない場合があると説明。さらに「製品の保管状態(ご購入後、ご家庭の冷凍庫での保管期間が長いなど)、調理時の状態(冷凍庫から『ギョーザ』を取り出してから時間が経ったため"羽根の素"が解凍されてしまっているなど)、焼く個数、火加減、フタの状態、蒸し焼き時間、焼き上がりから盛り付けまでの時間などによっても、うまく焼けない場合がございます」とした。

   担当者は「『ギョーザ』は最後のひと手間をお客様の手に委ねている製品」だとし、「お客様に調理できるポイントをお伝えするとともに、引き続き製品の品質を向上させることに取り組んでまいりたい」と伝えた。

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