「冷凍ギョーザづくり失敗」呟いたら...メーカーからまさかの連絡 フライパン回収を打診、開発熱意に反響「味の素の本気を見た」

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「実際にフライパンを提供いただいて検証を行い、はりつきの原因を調査する」

   J-CASTニュースは5月17日、味の素冷凍食品戦略コミュニケーション部の担当者に話を聞いた。担当者によると、同社のツイッターでは日ごろから自社商品に関する購入客のツイートをエゴサーチしてきたといい、今回の投稿もその中で発見したものだったとする。

   ギョーザがうまく焼けないという購入客のツイートは過去にもあり、そうしたユーザーには「フライパンの状態をお伺いして上手く焼けるコツやポイントなどをリプライでお返事を差し上げていた」という。そして、今回の投稿に対しては、他のユーザーからフライパンの状態や火の強さなどをアドバイスする声があがっていたことに着目。

   同社の研究・開発部門と情報共有した上で、「ユーザーさん同士のやり取り以外で、その他の焦げ付いた要因の可能性の有無も含めて、検討する中で、『実際にフライパンを提供いただいて検証を行い、はりつきの原因を調査する』という話に至り、大変勝手なお願いながら、ツイート主の方へフライパンのご提供のお願いをさせていただいた」とした。

   投稿が反響を集めたことを、担当者は次のように受け止める。

「1972年に『ギョーザ』を発売した当時より50年以上、感動で笑顔をお届けするべく "永久改良"に取り組んでおります。ありがたいことに今ではギョーザ売上日本一の製品として多くのお客様にご愛顧いただいております。一方で、『ギョーザ』の年間購入率は2割程度とまだまだ製品をお届けできていない方は多くいらっしゃいます。まだ手に取っていただけていない方にも、『ギョーザ』の焼き上がりに感動し、笑顔をお届けできるよう、これからも現状に甘んじることなく、よりよい製品づくりに精進して参りたいと考えています」
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