「冷凍ギョーザづくり失敗」呟いたら...メーカーからまさかの連絡 フライパン回収を打診、開発熱意に反響「味の素の本気を見た」

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   ロングセラー冷凍食品「ギョーザ」などを手がける味の素冷凍食品(東京都中央区)の公式ツイッターの投稿が注目を集めている。

   あるツイッターユーザーが冷凍餃子の調理に失敗したことを報告すると、同社ツイッターが製品の研究・開発目的のため、調理に使ったフライパンを回収したいと打診。研究熱心な姿勢に「味の素の本気を見た」「商品開発にかける情熱すげぇ」と称賛の声が集まった。

  • 味の素冷凍食品の「ギョーザ」(ニュースリリースより)
    味の素冷凍食品の「ギョーザ」(ニュースリリースより)
  • 実際のリプライ(味の素冷凍食品公式ツイッターより)
    実際のリプライ(味の素冷凍食品公式ツイッターより)
  • 味の素冷凍食品の「ギョーザ」(ニュースリリースより)
  • 実際のリプライ(味の素冷凍食品公式ツイッターより)

着払いで回収呼びかける

   味の素冷凍食品のギョーザは1972年発売。22年9月の同商品のニュースリリースによると、これまで50回改良を繰り返し、現在では水と油を使わずに、誰でも羽根つき餃子が作れることを売りにしている。冷凍餃子市場国内トップシェアを誇る看板商品だ。

   そんな餃子をめぐり、23年5月中旬にあるツイッターユーザーが投稿した内容が話題を呼ぶ。投稿者は、皮がフライパンにくっつき、焦げ付いてしまった餃子の写真を投稿。これを見た味の素冷凍食品の公式ツイッターは以下のような返信を送った。

「突然のご連絡を申し訳ありません。フライパンで弊社のギョーザを焼いたところ、張り付いてしまったとのツイートを拝見いたしました。弊社は、誰でも失敗なく、羽根つきギョーザが焼き上がる感動をお届けすることを目指しております」
「大変勝手なお願いでご面倒おかけいたしますが、このたび調理にご使用いただきましたフライパンを、着払いにてご提供いただけないでしょうか?焦げ付いてしまうフライパンの状態を確認させていただき、研究・開発に活用させていただきたく考えております」

   ギョーザ開発に余念のない味の素冷凍食品の姿勢は「凄い執念」「餃子ガチ勢にも程があるww」「味の素の本気を見た」「商品開発にかける情熱すげぇ」などと話題に。メーカーから直接返信を受け取った投稿者は、驚いたようなリアクションとともに、フライパンの提供に前向きな反応を見せていた。

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