日本時間2023年5月16日に行われた米大リーグ・エンゼルス対オリオールズ戦での、敵地実況席の反応が話題を呼んでいる。
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投手兼DHで出場した大谷翔平（写真：AP/アフロ）
「感嘆せずにはいられない」
注目を集めているのは、オリオールズの地元放送局「MASN（Mid-Atlantic Sports Network）」の実況コメントだ。この日、大谷選手はエンゼルスの3番・投手兼DHとして先発出場。2回にオリオールズのアダム・フレイジャー選手が大谷選手の球を捉え2ランホームランを放つと、実況のケビン・ブラウン氏は興奮した様子で「Shohei who?（翔平って誰？）」と煽るような声を上げた。
7回5失点と投手・大谷を攻略したかに思えたオリオールズだが、4回には大谷選手自ら勝ち越しの3ランを放つなど、打者・大谷が大活躍。サイクルヒット目前の活躍で、試合は5-9でエンゼルスが勝利した。
アメリカの野球情報サイト「AWFUL ANNOUNCING」の記事によると、ブラウン氏は試合の後半、大谷選手について「オリオールズに勝ってほしいかどうかは別として、この放送を見ている人はおそらく同じだろう。野球ファンとしては、ただ座って『ワオ』と言って、世代を超えた選手を目の当たりにしていることを感嘆せずにはいられない」と語っていた。
SNSでは、国内外のファンが一連の流れに興奮する声を上げている。被弾を煽られてから打ち返すという、二刀流の大谷選手ならではの活躍に盛り上がる野球ファンが多いようだ。
「最高にヒーローで好き」
「実況者へ：うまくいかなかったね」
「仕返しに4安打とか打者谷さん恐ろしくて草」
「『翔平って誰？』おめでとう！このシリーズでオリオールズにジンクスができたね」
「あおる人を間違えると、そうなりますよ」
Frazier is THAT dude ?? pic.twitter.com/qfJkOmweWw
— Balti-more Orioles (@Orioles) May 15, 2023