発すべき言葉は「受け止めに留まるもの」が、ちょうど良かった
影山氏は櫻井さんの出演の仕方について望ましい形についても述べた。
「極端な話、きちんとした文章になっていなくてもいいですから、腹の底から絞り出された本人の言葉と共に、櫻井さんの表情をワンカットで良かったので映してほしかったと思います。これがあれば、キャスターの役目は十二分に、とは申しませんが、果たせたのではないでしょうか」
では、発する言葉はどんなものが良かったのだろうか。
「まず、謝罪の言葉ではないというのが大前提です。そして、本人がいかに苦しんでいるかというものが伝わるものが良かったでしょう。何を言うべきかは非常に難しいですが、『キャスターとして何かを結論付ける』というものよりは、『私も所属タレントの1人して、今回のことを非常に重く受け止めております』といった、あくまで『受け止め』に留まるものがちょうど良かったのではないでしょうか。本人の難しい立場を考えれば、これを超える言葉を望むのは酷かと思います」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
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