NHKにも苦言「放送の公共性にかんがみて適切な方向転換を」
先述した茂木氏の15日の投稿は、ジャニーズタレントとNHKについて持論を展開した連続するツイートの1つ。
これらの投稿は、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長による14日の謝罪動画と声明の内容を、NHKが報じたことを受けてのものとみられる。
ツイートの中で茂木氏は、次のようにも主張していた。
「日本には表現の自由があるし、誰が何を推したりファンになってもそれは自由だけれども、ジャニーズのボーイバンドという事象は、世の中のどこかで活動してファンがいるのはいいとして、NHKのような公共放送がメインのコンテンツとして放送するのにふさわしいものではないということがよくわかった」
「ジャニーズのボーイバンドとそれをささえるファン心理のさまざまな問題点が明らかになった今、そのような文化を主要番組や大河ドラマや紅白歌合戦でフィーチャーしてエンドースし、結果として若い世代に宣伝する役割を果たしてきたNHKは、放送の公共性にかんがみて適切な方向転換をしてほしい」
昨日は中央公論新社『婦人公論』の取材で、嵐の15周年記念コンサート「デジタリアン」を、東京ドームにて拝見させていただきました。嵐のみなさん、ジャニーズ・ジュニアのみなさん、そして、スタッフのみなさん、すばらしいステージをありがとうございました。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) December 23, 2014