歌舞伎町ゴミ捨て場にネズミ異常発生 30匹超がウジャウジャ...動画にSNS騒然、近隣店舗に聞く実態

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2、3年前から大量発生「店のゴミ出しのマナーがちょっと悪い」

   近くにある別の飲食店の店長は5月15日、取材に対し、少なくとも2、3年前からこのゴミ置き場でネズミが大量発生していると説明した。

「けっこうずっといますよ。多いときは、50匹ぐらいいます。モルモットか子猫ぐらいでかくて、体長は15~20センチぐらいありますね。夜中のほか、日中もチョロチョロしています。手を出さないので、被害はありませんが、通りから見えますので、キャー、ワーといった通行人の声は聞こえます。階段から店に降りてくるときもあり、追い払っています。衛生的によくないですし、店の営業にも多少影響が出ていますね」

ビル側でも、ネズミの駆除のため薬をゴミ置き場にまくなどしているという。すると、一時的にはネズミの数が減るものの、また30、40と増えて行き、イタチごっこ状態になっていると嘆いた。

「ビルの8階まで飲食店があり、ゴミ袋をボンボン上に積んだり、ゴミ箱にフタをしなかったりする店もあります。マナーがちょっと悪いと思いますね。対策としては、ネズミの巣を潰したり、扉付きのゴミ置き場に変えたりする方法があるかもしれません」

   東京都新宿区保健所の衛生課は15日、取材に対し、ゴミを漁っていたのは、ドブネズミではないかとの見方を示した。

「クマネズミは、天井裏などに潜んでいて、人を見ると逃げます。ドブネズミは、植え込みなどに穴を掘って土の中に巣を作っており、下水などにも生息しています。あまり警戒心がなく、人も怖がりません。夜行性ですので、夜にゴミを出されると、食い散らかされます。数は把握していませんが、かなり生息していますね。一年中出没していますが、大群というのは聞いていません」

ドブネズミは、手を出さなければ危害は加えないものの、噛まれるなどすると感染症になる恐れがあるという。驚かせたり、攻撃したりしないよう注意する必要があるとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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