スポーツ紙は朝刊6紙中3紙が1面で報じる
スポーツ紙もいっせいにウェブサイトや紙面で発表を報じた。5月15日は休刊日で、朝刊として発行されているスポーツ紙はコンビニや駅売店向けの「1部売り」のみを発行した。在京6紙のうちスポーツニッポン、東京中日スポーツ、サンケイスポーツの3紙が1面で発表を報じ、社会面や芸能面に関連記事を載せて詳報した。
デイリースポーツと日刊スポーツの1面はプロ野球のDeNA-阪神戦。藤島氏の発表は、それぞれ芸能面と文化社会面で扱った。スポーツ報知の1面は巨人の中川皓太投手が支配下登録選手に復帰する話題で、藤島氏の発表は芸能面の見開きで展開した。
6紙のうち4紙が解説記事を掲載、それぞれ
「公の場で説明尽くせば伝わる誠意も...」(スポーツニッポン)
「改革へ本気度試される」(東京中日スポーツ)
「自浄を誓った決意が実行されることを望む」(サンケイスポーツ)
「ネット中心に収拾つかないほどに」(スポーツ報知)
といった見出しを掲げたが、メディアのあり方に関する言及はなかった。
この日のスポーツ紙は、ジャニーズ事務所の不祥事とタレントの活躍が紙面に同居する珍しい状態。サンケイスポーツの解説記事では
「14日に発表したのは、事務所外に直接及ぶ影響をなくすためだ。この日は所属アイドルが他事務所のタレントと共演する取材現場がなく、Aぇ!groupの単独ライブのみ」
と言及している。
夕刊として発行されている東京スポーツは、最終面で発表を報道。
「国際社会対策で浮上 事務所改名案も」
「世界を納得させられたのか 海外&キャスター戦略に影響必至」
の見出しで、さらに対応が必要になるとの見通しを報じている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)