「1編成に2~3人しか乗ってないのを実際に見ている」 大赤字のJR久留里線、検討会議が発足

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「いついつまでに結果を出してゴールを決めるというようなことは特に念頭にはなく」

   改正地域公共交通活性化再生法による「再構築協議会」では、3年以内をめどに存廃やバス転換などの方針を打ち出すことになっている。一方で、千葉県の担当者によると、今回の会議は「いついつまでに結果を出してゴールを決めるというようなことは特に念頭にはなく、皆さんと協議を重ねていって...ということが重要」。特に期限は区切らないことにしている。説明会の日程は未定。説明会の結果を受けて2回目の会合の内容や日程を決めることにしている。

   明確なゴールが明示的に設定されているわけではない、という立場で、廃線を含めた議論の方向性について問われたJR東日本の担当者は

「引き続き、この会議の中で皆様とともに議論をして、丁寧に進めて参りたい」

   と述べるにとどめた。

   藤井氏は「答えありきの検討ではなく、そこから答えをみんなで作っていくんだということで、意識の共有が図れた」と会合の意義を強調した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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