「軽率に参加したい」の「軽率」どんな意味? SNSで新たな用法、国語辞典編纂者がニュアンス解説

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2014年に新用法について言及

   飯間氏自身も2014年に「軽率に」の新用法についてツイッターで言及していた。この時と現在とで意味や用いられるシーンに変化はあったのか。

「新用法に気づいたのは、確かにこの頃でした。『最大公約数的な意味は「気軽に」で、そこに「気軽でスミマセン」的な照れがあるとみました』とツイートしています。これは、先ほど説明したことと基本的に同じです。『気軽でスミマセン』という弁明というか、照れも感じられます。意味用法はこの10年間で大して変わっていないでしょう。この意味について、辞書でもっと詳しく説明してもいいと、現在では思います」

   日本経済新聞の校閲グループは「気軽に」の近年の用法について、どのような人がどんな文脈で用いることを想定してツイートしたのか。広報室は取材に対し、次のように回答した。

「例文の使い方をする人について特定層は想定していません。『軽率に』の意味をめぐる様々な声は、貴重なご意見として承ります」
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