「傘を見ると、怖いのか吠えます」
投稿者は、動物公園には当日中にこのことを報告するメールを送ったという。ツイッターでは、「私も日焼けは大敵なので、日焼けしたくない気持ちはわかりますけど、そのまま動かないって選択肢はありえないですよね」と女性たちに苦言を呈していた。
東武動物公園の公式サイトなどによると、ホワイトタイガーは計5頭おり、ソルティちゃんは、飼育しているオスのシュガーの「お嫁さん候補」として、22年秋にチェコの動物園から迎え入れた。
動物公園を運営する東武レジャー企画の広報担当者は5月12日、取材に対し、ソルティちゃんが展示場に出ているときは、傘に注意を呼びかける看板を出していると説明した。傘が苦手なのは、5頭のうちソルティちゃんだけだという。
「ソルティちゃんは、傘を見ると、怖いのか吠えますね。傘が苦手な理由ですが、飼育担当に確認しましたが不明でした。11月にチェコから来園しましたが、すでに苦手だったようです。嫌がっていますので、傘を見るとストレスにつながります。ストレスがたくさんたまれば、何か影響が出るかもしれません」
来園者のマナーについては、「たいていのお客様は、傘を畳んでいただけます。傘を差す方は、その場にずっといるわけではありませんので、どのくらいおられるのかは分かりません」と話した。
そのうえで、「ソルティも以前よりは徐々に傘に慣れてきておりますので、来園されるお客様には優しく見守っていただければと思います」としている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)