産経新聞社は2023年5月10日、メールマガジン送信時の人的ミスで読者ら340人分のメールアドレスが漏洩したとして、謝罪した。
受信者間で互いにアドレスが閲覧できる状態
公式サイトでの発表によると、漏洩があったのは9日20時50分頃に配信した「NIEメルマガ第155号」。同社のNIE(Newspaper in Education)事務局が発行したものだった。
漏洩した情報は、メルマガ登録者のうち340人のメールアドレス。そのうち、「一部の方のメール『表示名』としての氏名」も漏洩したという。
担当者の入力ミスが原因で、一部学校・組織を含む340人の受信者が、互いのアドレスを確認できる形でメールが送信された。アドレスが漏洩した読者らには10日にメールでお詫び。あわせて、問題となったメールの削除も依頼したという。
同社は、「関係する皆様には多大なるご迷惑をおかけしました。深くお詫び申し上げます」と謝罪。再発防止策として、メールを一斉送信する際の複数人による多段階チェックを必須とするとした。