東京ディズニーリゾート、サインも「コロナ禍前と同じ対応」に ハグ解禁と同時、感染症対策「基本的に元に戻す」

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   東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)が2023年5月8日、パーク内のキャラクターとのハグとともに、キャラクター自身が手に持って書けるもの以外へのサインも解禁した。ツイッターでは「ハグ解禁」がトレンド入りしたほか、サインの解禁も注目されていた。

   同社広報部は9日、J-CASTニュースの取材に対し、業界ガイドライン「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染予防拡大ガイドライン」が8日に撤廃されたことに伴い、これまでの感染症対策は「基本的に元に戻す」ことにしたと説明した。

  • 東京ディズニーランド(2017年4月撮影)
    東京ディズニーランド(2017年4月撮影)
  • 東京ディズニーランド(2017年4月撮影)

ハグも含めたふれあいが可能に

   取材に応じたオリエンタルランド広報部によると、2020年2月29日~6月30日の間、東京ディズニーランド・シーの両パークは休園しており、20年7月に再開。その際、キャラクターと直接触れ合ったり、写真撮影をしたり、サインを書いてもらったりできる「キャラクターグリーティング」でのふれあいは実施していなかった。

   22年8月9日付で前出の業界ガイドラインが変更された際、パークでは「9月30日から、手指消毒、大声を出さないなどの対策を前提に、ハイタッチや適度な触れ合いなどは可能」としていたが、「ハグも含めたコロナ前同等のふれあいは禁止」としていたという。

   その後23年5月8日に業界ガイドラインが撤廃されたのに伴い、これまで実施してきた感染症対策は「基本的に元に戻す」ことにし、「ハグも含めたふれあいができるようになりました」としている。

   同社によると、キャラクターグリーティングの際にあった「ディスタンスシール」というソーシャルディスタンスを保つために地面に貼っているテープも8日から随時撤去し、今後完全に撤去する予定だという。一方「状況によっては、ソーシャルディスタンスの確保をお願いすることもあります」とも伝えている。

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