韓国に渡った元NPB選手、打率.127・本塁打ゼロで2軍落ち 現地メディア酷評「期待外れ」

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   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2023年5月7日、国内プロリーグに所属する外国人選手の特集記事を公開し、元西武でハンファ・イーグルスに所属するブライアン・オグレディ外野手(30)を「期待外れ」と評した。

   オグレディは今季17試合に出場し打率.127、8打点、本塁打ゼロと不調で、4月23日に2軍落ちした。2軍戦でも打率1割台と振るわず1軍昇格が見送られている。現在は風邪をひいて体調を崩しているという。

  • オグレディ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
    オグレディ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • オグレディ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

オグレディの強打に期待も...

   同メディアによると、打線強化が課題だったハンファ・イーグルスはオグレディの強打に期待して獲得。西武で記録した打率(2割1分3厘)と出塁率(3割1分2厘)の低さが懸念されるも、15本をマークした本塁打の生産能力を高く評価した。

   ところが実際は「期待と異なる」と指摘し、日本の投手よりも球速、制球力が落ちる韓国リーグの投手を相手に打撃成績はどん底にあるとした。オグレディは21年オフに大リーグのサンディエゴ・パドレスから西武に移籍。123試合に出場し規定打席に到達するも打率.213は規定到達選手の中で最下位だった。

   オグレディと対照的な成績を収めているのが元阪神で斗山ベアーズに所属するラウル・アルカンタラ投手(30)だ。アルカンタラは20年オフに斗山ベアーズから阪神に移籍し、2年間プレーした。22年オフに自由契約となり斗山ベアーズに復帰した。

   斗山ベアーズ時代の20年には最多勝のタイトルを獲得。阪神では先発として期待されるも21年シーズン途中から中継ぎに配置転換され3勝3敗6ホールド。22年シーズンは1勝3敗1セーブ17ホールドだった。斗山ベアーズに復帰した今季は6試合に先発し3勝2敗、防御率1.80を記録している。5月7日時点でリーグ4位の数字だ。

   スポーツ朝鮮は、アルカンタラの今季成績をみると日韓のレベルの差を確認することができるとする一方で、韓国リーグで低迷するオグレディのようにレベル差が確認できないケースもあると解説した。

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