ファミマ「店舗の状況に合わせて、柔軟に対応している」
トラブルを明かした同人作家は、これまで一度に5~10通を出しても、店に注意はされなかったという。マルチコピー機の操作では、最大5通とする告知画面には気づかなかったとしたほか、店長からもこのことの説明がなかったとしていた。
同人作家は5月2日、J-CASTニュースの取材に対し、マルチコピー機を何度操作しても、最大5通とする告知画面は出なかったとして、「持ち込み制限については知りませんでした」と説明した。しかし、「無知であることは免罪にはなりません。制度を超えて持ち込んでいたのは僕の罪です」とも答えた。
現状については、「大変残念ですが、いまはファミマの利用を止めてヤマトの営業所に持ち込みしています」と答えた。
ファミリーマートの広報部は8日、取材に対し、「個店で起きた事象に関して、詳細含め回答は控えさせていただきます」としたうえで、1日50通といった大量発送をどう考えるのかなどについて、次のように説明した。
「1回あたりの上限については、ファミリーマートとヤマト運輸様での取り決めとして1回5通までとさせておりますが、店舗の状況に合わせて、柔軟に対応しております。合わせて、近隣のヤマト営業所のご利用についてもご案内させていただいております」
今後の対応については、「本発送受付サービスは、ヤマト運輸様が担っている為、現在当社として、お客さまのご自宅等への集荷サービスは実施しておりませんが、集荷に変わるお客さま向けのサービスについては、今後も検討してまいります」と述べた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)